こんちは!しばチャンです^^
ちょっぴり長文になっちゃった(汗)
まだ独身の頃、俺は仲間を連れて新潟県は三条のはずれにある吉ヶ平って場所に年に三回くらい遊びに行ってた。
ここは新潟から福島に抜ける国道が出来る前の抜け道(八十里越え)で、そんな旅人が寄る小さな村だった。
国道が出来て、人の出入りが減り村の人口も減り、冬には雪も深く降り積もる場所。
終戦後、集団離村をした場所。
そんな村にあった小さな学校を山小屋にして、八十里越えトレッキングに訪れる人の憩いの場所、スタート地点として、「吉ヶ平山荘」として生まれ変わった。
当時の山荘の経営者も高齢となり、山を降りると決めたとき俺の仲間がこの山荘を受け継いだ。
で、俺も遊びに行くようになった訳^^
何しに行ってたかっていうと
キャンプ!!
この頃は雑誌のようなキャンプに憧れてて、沢山のキャンプ道具を車2台に詰め込んでのオートキャンプは楽しかったが、夏には虻が大量発生して、銀色のヘキサゴンタープの中が真っ黒になるくらい(笑)
秋はカメムシの大量発生で、やはりタープの中が真っ黒に(汗)
そのうちキャンプはやめて山荘で宿泊^^
夜は決まってBBQやら花火。
そして天体観測。
電気は無く、ガスはPL。
水だけは豊富にあり、冷たい><
実はここで後の女房となる人とであった^^
山荘では、知らない人と仲良くなり夜深くまで酒を呑んでた。
そんな山荘を良く思わない人もいた!?
他県から来た若者が山荘を経営して、人を集めかなりにぎやかにやってれば
面白くないって感じる人も・・・。
ここは山荘ってくらいだから隣の家までは車で30分以上は走るくらいの山奥。
そんな山荘に2回、泥棒に入られてる。
山荘は基本鍵はかけてない。
八十里越えのさい、遭難しかけて来た人の為に!
そりゃあ命からがら小屋を発見したはいいけど、入れないって最悪だからね。
泥棒はデカイ発電機、薪ストーブ、ランプ・・・運営に必要な物をイッサイガッサイ持っていったらしい。
このとき経営者だった仲間はかなりへこんでた。
そんなあるとき、新潟で大豪雨!!
川は氾濫して危険な状態に!
客と一緒に命からがら非難したらしい。
この災害での被害は大きく、山荘へ行く道は数箇所で土砂崩れで遮断。
役場に道路整備にお願いしに行ってたが復興の見込みはなかった。
先ずは村からって門前払い。
吉ヶ平山荘の最後で、俺の遊び場は奪われた(泣)
最近俺は、「ブッシュクラフト」って言葉を知り、ユーチューブを見て興味を持った!
「そうだ!吉ヶ平なら最高の場所だ!」
十五年くらい前に、後輩と山荘に行ったことがあった。
道は未だ不通だったため、川からのアプローチ!
こ一時間ほどで山荘に着いた!
山荘はボロボロだったが残ってたことを思いだした^^
吉ヶ平山荘を何気なく検索!
こんなのがヒット!?
生まれ変わってる!?
なに?????????????????
綺麗になりすぎてる!!!!!!!!!!!!!
仲間は吉ヶ平山荘の権利、どーした??
そもそもそんな権利あったのか???
それ以前に仲間は知ってる???
災害当時、道路の復興は出来ないって言ってた役場は、仲間から吉ヶ平山荘を奪い取るための口実?策略?
泥棒はまさか!?
いやいや、そんな事はないと信じよう。
俺には関係ない事だと自問自答。
だがやるせない・・・。
ありのままの大自然の中にひっそりと在った吉ヶ平が大好きだったのに・・・。
そのうち行ってみようかな。